みんなで学ぶ連載記事
「佐渡島(さど)の金山」をフカボリ!―世界遺産登録への道―⑥
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- 2023秋号 No.164 目次
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この連載では、「佐渡島(さど)の金山」の見どころや歴史などを毎回お伝えします。県民みんなで知識の鉱脈をフカボリしましょう!
県では世界遺産登録に向け、今後も取り組んでいきます。
鶴子(つるし)銀山は16世紀中頃に発見された佐渡最古の銀山です。
採掘の初期は地表近くの鉱石を掘り取る「露頭掘り(ろとうぼり)」、「ひ追い掘り(ひおいぼり)」でしたが、16世紀末頃、石見(いわみ)銀山から来た山師によって「坑道掘り(こうどうぼり)」が伝えられ、地中の鉱石を効率的に掘ることができるようになり、銀の産出量が飛躍的に増加しました。このような歴史から鶴子銀山では様々な採掘方法を、600を超える採掘跡から見ることができます。
鶴子銀山の繁栄により、佐渡島に山師や商人など様々な人が集まり、開発が進められたことで国内最大の相川金銀山が発見され、佐渡島の金山はさらなる発展を遂げていくこととなります。
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【問い合わせ】
文化課 世界遺産登録推進室 電話:025-280-5726