銀座で新潟を感じる THE NIIGATA

銀座に新しくオープンした新潟県のアンテナショップ〈銀座・新潟情報館 THE NIIGATA〉。「米」「酒」「雪」「アート」… 伝統から革新まで、多様な魅力を五感で味わい、新潟と東京をつなぎます― 。

「人の動き」を作り出す起点を目指して

新潟県知事 花角英世

新潟県知事 花角英世

昨年8月8日、首都圏情報発信拠点「銀座・新潟情報館 THE NIIGATA」が全館グランドオープンしました。オープンに至るまでにご支援、ご協力いただいた多くの皆様に深く感謝申し上げます。
このTHE NIIGATAは、地下1階から地上3階、8階の計5フロアで構成され、物販、イベントスペース、レストラン、移住相談窓口などの機能を備えています。豊かな食をはじめとした新潟の魅力的な品々を、その背景にある文化やストーリーとあわせて発信するとともに、従来の強みである「米」「酒」「雪」に加えて、「アート」という新しい機軸で表現することで、銀座の地にふさわしい「上質な新潟」を発信しています。
また、新しいTHE NIIGATAは、商品の販売や情報発信だけではなく、首都圏や海外の方々との「交流」や「体験」などのコミュニケーションを通して新潟の魅力を知っていただき、そして実際に訪れていただく、「人の動き」を作り出す起点となることを目指しています。
県民の皆様には、ぜひ首都圏にお住まいのご友人やご家族・ご親戚の方々にTHE NIIGATAをご紹介いただくとともに、ご自身もTHE NIIGATAを訪れることで、新潟の魅力を再発見するきっかけとしていただきたいと思います。

銀座新潟情報館 THE NIIGATAで出会う新潟の魅力

銀座新潟情報館 THE NIIGATA

銀座5丁目のすずらん通りにオープンした新潟県のアンテナショップ〈銀座・新潟情報館 THE NIIGATA〉。
そこで出会える食や工芸品、交流、体験に関わる人の想いを紹介します。

銀座にできた新潟の新しい玄関口

田中 真佐彦さん

THE NIIGATA 館長 田中 真佐彦さん

世界中の人たちが集まるこの銀座で新潟の“おいしさ”と“楽しさ”と“美しさ”を丁寧に伝えていきたいですね

月日が経つのは早いもので、表参道にあった「新潟館ネスパス」が閉館してから約1年、そして「THE NIIGATA」がオープンしてから約半年が経とうとしています。「THE NIIGATA」は「ネスパス」に比べてスペースは小さくなりましたが、新潟の魅力を発信するという点では、数多くの新潟の日本酒の飲み比べが楽しめる有料試飲コーナーや、県産食材/カトラリーで料理を味わえるレストランなど、新潟の魅力を伝えるコンテンツは増えました。特におすすめなのが、3Fの「新潟の大地」をテーマとした作品を展示しているイベントスペースです。壁面には新潟を代表する霊山・八海山を描いた作品が、床面には、新潟の各所の土を使って新潟を表現したアート作品が飾られています。そして何よりも足を踏み入れた瞬間に感じる一面の白。室内はもとより、すずらん通りをはさんだ向かいの建物の外壁も真っ白、まるで冬の早朝の新潟にいるような感覚に包まれます。
大変ありがたいことに表参道の頃のお客様も変わらずお越しいただいていますが、銀座という土地柄、インバウンドのお客様が増えました。新潟という地名を初めて目にして、その魅力の一端に触れた海外の方が実際に新潟に訪れる。そんな新しい流れがここから生まれると嬉しいですね。

THE NIIGATA 売れ筋ランキング

1位 「2F新潟清酒・THE SAKE Stand」有料試飲5杯分チケット

約40種類の日本酒の中からおちょこ5杯分試飲できるチケットが1番人気!

「2F新潟清酒・THE SAKE Stand」有料試飲5杯分チケット
2位 焼鮭むすび

「THE ONIGIRI・Ya」で販売している、魚沼産コシヒカリを使用したおにぎり

焼鮭むすび
3位 柿の種のオイル漬けにんにくラー油

フライドガーリック、フライドオニオン、クラッシュした柿の種などをブレンドした旨味たっぷりのラー油

柿の種のオイル漬けにんにくラー油

Floor Guide

【8F】レストラン/THE NIIGATA Bit GINZA

ものづくりが盛んな燕三条地域を本拠地とするイタリア料理店。食材に加え、ワインやソフトドリンク、ナイフやフォーク、器といったプロダクトまで、店内の至るところに新潟ゆかりの品々を使用し、日本中、世界中のゲストに新潟の魅力を発信します。

8F レストラン/THE NIIGATA Bit GINZA
8F レストラン/THE NIIGATA Bit GINZA
【3F】イベントスペース

県産品の販売や観光PRなど、新潟の多様な魅力に触れることができるイベントを開催。また、新潟の名山の一つ、「八海山」を表現した絵画や、新潟で採集した土を使用した作品を常時展示しています。

3F イベントスペース
3F イベントスペース
【2F】ショップ/新潟清酒・THE SAKE Stand

日本一の蔵元数を誇る新潟清酒との新たな出会いや魅力をお楽しみいただける有料試飲コーナーや、新潟清酒、県産ワイン、地ビールなどのお酒や、それぞれのお酒の味わいをより一層際立たせる酒器、職人の技が光る包丁、カトラリー、工芸品など、新潟の逸品を取り揃えています。
新潟清酒・THE SAKE Standに常設されるソムリエAIでは今の気分や好みの味わいからオススメのお酒を教えてくれます。

2F ショップ/新潟清酒・THE SAKE Stand
2F ショップ/新潟清酒・THE SAKE Stand

Let's Try ソムリエAIに気分や好みに合ったお酒を提案してもらおう!

  • 【ステップ1】 お酒の探し方を選ぶ
    ソムリエAI
  • 【ステップ2】 その時の気分やイメージについて質問に答える
    ソムリエAI
  • 【ステップ3】 AIがお酒をおすすめ。「風味マップ」を見比べてお酒を選ぶ
    ソムリエAI
【1F】ショップ/THE ONIGIRI・Ya

新潟米のおにぎりを販売する「THE ONIGIRI・Ya」のほか、新潟で収穫した野菜や果物、日本海の海産物、お菓子、都内ではここでしか買えない商品など、選りすぐりの商品を取り揃えています。また、新潟の食やイベントなど、テーマに沿ったスライドショーを展開する情報コーナーもあります。

1F ショップ/THE ONIGIRI・Ya
1F ショップ/THE ONIGIRI・Ya
【B1F】にいがた暮らし・しごと支援センター 銀座オフィス

新潟県が運営するU・Iターンの総合窓口。 就職、転職や学生のU・Iターン就活などの仕事の相談はもちろん、生活環境などの暮らしのことや、U・Iターン支援制度といった仕事以外の相談にもワンストップで対応します。ぜひお気軽にご相談ください。

B1F にいがた暮らし・しごと支援センター 銀座オフィス
B1F にいがた暮らし・しごと支援センター 銀座オフィス

新潟の魅力 作り手の想い

【三条市】三条の匠の技で切れ味を追求した製品を作り続けます
清田 昌布さん

諏訪田製作所 製造部 能力開発マネージャー
清田 昌布さん

諏訪田製作所は、世界有数の刃物産地である新潟県三条市で1926(大正15)年に創業しました。商品開発から材料選びも自社の職人が手がけ、ニッパー型のつめ切りをはじめ、商品は全て私たち製造部の手作業によるものです。ワンストップで対応することで機能美を追求した製品を生み出しています。
職人の技術を結集し、抜群の安定感と切り心地の良さを追求して完成したのが、折り畳み式のつめ切り・ネイルクリッパーです。歯が入り込む開口部に特徴があり、爪に対して垂直に切り込むことで美しい切り口に仕上げます。グッドデザイン賞2019の中でも、特に優れた製品に贈られるグッドフォーカス賞[技術・伝承デザイン]にも選ばれた、無駄のないデザインで長く愛用いただけます。職人の審美眼が光る商品を手に取って試してみてください。切れ味の低下など不具合を感じたら、研ぎ直しや修理を行うメンテナンスにも対応しています。使うほどに愛着が増すつめ切りはギフトにも最適です。

2F ネイルクリッパー レギュラー/ミニ 各5,940円(税込)

ネイルクリッパー
【村上市】村上の気候風土に育まれた鮭文化を発信していきます
永田 政義さん

永徳 代表取締役社長
永田 政義さん

村上の人々にとって鮭は本当に大切なもので、年越し準備として、はらこ、そして塩引鮭を仕込む家庭は現在も多いです。当店で生鮭を販売する日は早朝から行列ができ、その熱量に毎年圧倒されます。
冬に軒先に吊るして熟成させる塩引鮭の誕生には、村上の気候風土が大きく関わっています。食品が凍り始める直前の温度を氷温と言いますが、鮭にとっての氷温は-3℃前後というデータがあります。この温度帯にあるとき、鮭の内部ではタンパク質が分解され、アミノ酸に変化します。それが旨みとなるわけです。村上の冬は、どんなに気温が下がってもほぼ-3℃まで。塩引鮭を作るにはうってつけの、天然の氷温庫なのです。
「鮭の酒びたし」は塩引鮭をさらに熟成・乾燥させたもので、7月の村上大祭の際にお客様をもてなす品です。また「鮭の焼漬」は白焼きした鮭を、醤油ベースのタレに漬けたもので、冬のたんぱく源となった保存食です。私たちはこうした村上の伝統的な食文化を継承し、同時に新しい鮭商品も生み出していきたいと考えています。

2F 鮭の酒びたし 770円(税込)
1F 鮭の焼漬 880円(税込)

鮭の酒びたし 鮭の焼漬
【妙高市】妙高を代表して「かんずり」のおいしさを世界に届けます
長谷川 隆さん

かんずり 営業統括
長谷川 隆さん

かんずりは妙高地域で、各家庭の常備食としておよそ400年の歴史がある伝統的な発酵食品です。当社は、その味を妙高の地でしっかり守り、地域を代表して広く全国、世界へ伝えていくことをコンセプトにしています。
原材料となる唐辛子は100%妙高市産で、鮮やかな赤色になったものだけを使います。長年、肉厚で大きなものを選抜してきた結果、生まれた独自の品種です。仕込みは11月下旬から始まり、例年20トンの唐辛子を塩漬けにしています。1・2月に雪さらしを行った後は、食塩、米糀、柚子を合わせて3年間熟成させて出来上がります。食べるとお腹からぽかぽかと温かくなり、寒い冬を乗り切るための知恵でもあったのだと感じます。
「かんずり酒盗」は神奈川県小田原市にある「しいの食品」の酒盗とかんずりという、発酵食品同士がコラボした商品です。クリームチーズやアボカドに合わせるとお酒のお供にぴったりで、新潟の日本酒と共に全国の皆さんに楽しんでいただきたい味です。

1F かんずり酒盗 636円(税込)

かんずり酒盗
【佐渡市】地元素材の和洋菓子で佐渡の食の魅力を伝えていきます
高野 浩史さん

しまや 常務取締役
高野 浩史さん

しまやは江戸時代後期の文化5(1808)年の創業以来、「澤根だんご」をはじめ、佐渡の素材で作るさまざまなお菓子を全国にお届けしています。
米粉を使ったロールケーキ「佐渡島トキのお米ロール」も、そうして生まれたお菓子のひとつです。佐渡では特別栽培米のコシヒカリ「朱鷺と暮らす郷」が生産されており、その米粉で何かできないか、と考えるなかで誕生しました。もっちり、ふわふわとした独特の食感のスポンジと、解凍しても滑らかな生クリームは、いずれも製法に工夫を重ねて出来上がりました。
県外での物産展でも好評いただいていて、あるところでは初日にお買い上げいただいたお客様が、数日後に「おいしかったから」とまた来てくださって、とてもうれしかったです。佐渡の素材を使うことで、佐渡の食の豊かさをお伝え出来ると思いますし、生産者、製造者、販売者が一緒に元気になって地域が活性化し、郷土愛も育まれていくと思っています。

1F 佐渡島トキのお米ロール 950円(税込)

佐渡島トキのお米ロール

ACCESS

〒104-0061 東京都中央区銀座5-6-7
TEL:03-6280-6635

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  • ●東京メトロ銀座駅「A1」「B5」出口より徒歩2分
  • ●JR 有楽町駅「銀座口」出口より徒歩8分

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