「佐渡島(さど)の金山」をフカボリ!―世界遺産登録への道―③

この連載では、「佐渡島(さど)の金山」の見どころや歴史などを毎回お伝えします。県民みんなで知識の鉱脈をフカボリしましょう!
県では世界遺産登録に向け、今後も取り組んでいきます。

佐渡を世界遺産に

「佐渡島(さど)の金山」の価値を高めている一級の資料として、佐渡金銀山絵巻があります。江戸時代に長期間にわたって描き継がれたもので、100点以上が伝えられています。坑道内での採掘作業から小判製造にいたるまでの工程が描かれており、当時の鉱山の仕組みや技術の移り変わりを知ることができます。そのほかにも、商店や居酒屋、子供たちの遊ぶ姿などが描かれており、当時の鉱山町の様子もうかがい知ることができる絵巻物、ぜひ県立歴史博物館でご覧ください。

掘削作業の様子(県立歴史博物館所蔵)

文化課 世界遺産登録推進室 工藤 真斗

【問い合わせ】
文化課 世界遺産登録推進室 電話:025-280-5726

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